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虫歯にならない様に
歯を虫歯や歯周病にさせないためには正しい歯磨きの方法とプラークコントロールが重要です。
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染する事によって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。
歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。
歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物が噛む事ができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯を健康に保つために何よりも大切なのは「虫歯にしないぞ!!」という患者さま自身の気持ちです。その気持ちさえあれば毎日の歯磨きもがんばれるはずです。
定期的な歯科検診も忘れずに行く様にしましょう。
スケーリング
歯周病の予防で大切な事はプラークを取り除く事ですが、歯石が付いてしまっているとプラークを除去するのが困難になってしまいます。しかし、歯石は歯ブラシで掃除しても除去できないのです。
そこで大切なのが歯科衛生士さんによる「スケーリング」です。
特別な器具を使用して、家庭では取れない歯石をきれいに取ってもらう様にしましょう。
PMTC
PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科専門のスタッフが専用の器具とペーストを使い、歯磨きでは落としきれない歯の表面の汚れ(ステイン)、歯垢(プラーク)やバイオフィルムを除去(クリーニング)する方法です。
タバコのヤニやコーヒー、ワイン、茶渋など着色が気になる方や、口臭の気になる方におすすめです。PMTCによってツルツルに磨かれた歯の表面は、歯垢がつきにくくなるため、虫歯の予防にもなります。また、歯の表面の着色が取り除かれる事で、見た目の改善も期待できます。
歯肉炎、歯槽膿漏、口臭予防、知覚過敏、虫歯の進行抑制、虫歯の予防に良い影響を与えます。